ミレイユ・マチュー 和訳 Un dernier mot d’amour ロベルト・カルロス
想いの、悲しみの真剣さが胸に突き刺さってきませんか?
心をゆさぶる哀訴です。
日本の女性の嫋々(じょうじょう)とした訴えなどではなく。
名曲名唱とはこのことです。ところが、オリジナルのブラジルの
歌では正反対の歌詞。2つとも翻訳しておきますので、読みながら
聴き比べていただけたら面白いかも。
ロベルト・カルロス あなたのボタン
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Mireille Mathieu ミレイユ・マチューの
「別れの詩」 Un dernier mot d’amour と
そのオリジナルとなった Roberto Carlos ロベルト・カルロスの
「あなたのボタン」 Os Seus Botões を
日本語訳をつけて紹介しています。
フランス語とポルトガル語と、2つの曲を比べてください。
まったく異なる、正反対と言っていいほどの内容の歌詞ですネ。
まず、ミレイユ・マチューの悲痛な、真剣なパフォーマンスを。
わたしは書くのでしょう
多分 手紙以上のものを
破局のあとで それは申し立てのようなもの
大いなる沈黙の中
わたしは救いを求めるのです
ね、これが わたしが投げかける
最後の愛の言葉
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あなた
手に負えない子供
叶わない夢
わたしが生きる理由
愛ゆえのわたしの狂乱
あなた わたしが存在する拠(よ)り所
あなた わたしの心に 悲しいピエロを
踊らせた、ただ一人のアーティスト
あなたは笑うのでしょう
多分 手紙を読んで
この わたしの愛情が書いた
苦痛の叫びを
気には留めません 愛しているのです
それで充分です
あなたに届けるには 最後の愛の言葉を
あなた 不可解な方
あなた かけがえない方
悪魔より美しく
神さまよりも遥かに
あなた わたしが血を流す方
あなたなしでは
わたしの瞳から喜びを
血管から熱い血潮を消してしまう
あなたは笑うのでしょう
多分 手紙を読んで
この わたしの愛情が書いた
苦痛の叫びを
気には留めません 愛しているのです
それで充分です
あなたに届けるには 最後の愛の言葉を
無断転載はご容赦ください。リンクはフリーです。
ロベルト・カルロスが「40の女」に捧げています。
まさにアラフォー、美魔女のための歌ですネ。翻訳は
美魔女の歌 舎人独言 で検索してください。
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★映画「男と女」サンバ・サラヴァの謎
といった解読シリーズがあります。
ミレイユ・マチューの翻訳は、愛の信条 に続いて2曲目です。
ピアフの再来とかは、そのページで書きましたので
ここでは書きません。
オリジナルは、あまりに愛して 折句 騎馬行、
スマイル 完全な恋人 君に提案する あなたの身体
などを紹介してきた
ブラジルのロベルト・カルロスです。
タイトルは あなたのボタン Os Seus Botões です。
ロベルト・カルロスで親しんでいて
ある日、ミレイユ・マチューのパフォーマンスを偶然、テレビで観て
すごいと思いました。この悲しみの切実さ、深さは
ロベルト・カルロスよりもさらに凄い、と。
てっきり、元々悲しい歌だと思い込んでいたんですね。
でも、全然違った・・・。でも
オリジナルのこの、ちょっと悲しげな、憂いの表情はなんなのだろう?
この愛の風景は、思った以上に深いのでは?
漢の武帝は 秋風辭 の中で
歡楽極兮哀情多。
少壯幾時兮奈老何
と詠んで、老いることの哀しみを唄ったけれど
どうも、ロベルト・カルロスのこのパフォーマンスには
愛すること、それ自体の哀しみのようなものを感じます。
極まれば喜びも、哀しみと表裏一体のものと知る・・・といった。
またフィリップ・マーロウが再登場する
チャンドラーの「ロング・グッドバイ」公認続編
「黒い瞳のブロンド」(ベンジャミン・ブラック著)には
「彼女は微笑んだ。最高に愛らしい無上の笑みには物悲しさが
ひそんでいる。彼女の笑みもそうだった」といった記述がありましたが。
君のボタン
着ていたブラウスのもの
半ば混乱し わたしはボタンをはずしていった
少しまた少しと そのボタンが
わたしに眺めさせた
すべてへの途中 君の少しを
柔らかなシーツの中 (以下リピート)
恋人たちは与え合う
枕は乱れ 服はフロアに
抱き合う腕と腕
ささやく口と口
求め合うさなかの愛の言葉たち
外は雨だった
レインコートがかかっていた
すべてを見つめ
何も語らず
そして 君が着ていたあのブラウスが
隅にかけられ
静かに待っていた
静かに待っていた
https://youtu.be/QUiPVPorrNg
国民の妹なんて呼ばれたこともある
Ivete Sangalo イヴェッチ・サンガーロ も歌っています。
でも女性が歌うと、そのままの歌詞だとなんかおかしいんじゃ・・・。
ミレイユ・マチューの「別れの詩」と
ロベルト・カルロスの「あなたのボタン」と。
同じメロディなのに、この二つの歌の世界の違いは
いったいどうしたことでしょう?
音楽とは何なのでしょう?
メロディとは何なのでしょう?
音楽空間とは?
堅物で音楽と縁がなさそうな孔子ですが
磬(けい=大きさの異なる硬い鉱石を吊るした楽器)を
一日中、撃(う)って飽きなかったと言います。
そして自らが編集した詩径で
「興於詩、立於禮、成於樂」
詩に於いて興り 礼に於いて立ち 楽に於いて成る
と語りました。詩人の大岡信は
礼の部分を省いて 詩に於いて興り 楽に於いて成る
と紹介しています。
詩とはインスパイアして目覚めさせるもの
音楽とは、そこに何者かが完(まった)きものとして成るもの
ということです。
音楽とは、メロディとは、何かが全的なものとして
既にそこに成っているのでしょう。
だから、その全的な音楽を言葉で分析し、捕まえようとするとき
相反する言葉すら使うことが必要になることだってあります。
たとえばマーラーの第5交響曲の有名なアダージェットです。
知り合って間もないアルマへのラヴレターとして
アルマに贈られました。ウィキペディアによると
マーラーはアルマに次のような詩を添えています。
Wie ich dich liebe, Du meine Sonne,
ich kann mit Worten Dir’s nicht sagen.
Nur meine Sehnsucht kann ich Dir klagen und meine Liebe.
私がどれほどあなたを愛しているか、
我が太陽よ、それは言葉では表せない。
ただ我が願いと、そして愛を告げることができるだけだ
それが、この音楽です。
ヴィスコンティ監督の「ヴェニスに死す」に使われて有名になりました。
バーンスタイン入魂のアダージェット。
玉の緒よ絶えなば絶えね、と言わんばかりに
魂は自らを慰めながら
失速寸前となるほどの緊張に導き
息を潜め、耐えるのです。
そして、だからこそ一気に復活を遂げて見せます。
その耀かしい瞬間にこそ。
ラヴラヴのマーラーのこの詩があるとはいえ
この悲しみの表情は・・・。
youtube では、相反する言葉を用いたこんなコメントが見られます。
喜びと悲しみ、苦悩と法悦、愛と悲愁。
それがこのアダージェットだというのです。
ある人は、愛の合一を願う孤独な魂の呼びかけと聴くでしょうか?
別の人は、遂に閉ざされることのなかった悲しみの連鎖と聴くでしょうか?
憧れと諦め。諦められない想い。救済。解放。
ひとりぼっちの想い。豊かだけど発せられぬ言葉。
幸せな不幸せ。不幸せな幸せ。
音楽は不思議です。