カーペンターズ 和訳 Yesterday Once More シンガリンとは
オールディーズを後の時代で追っかけると・・・こんな曲が生まれる
のでしょう。つまりプロのお仕事で、聴く人をある種時代のテイストで
楽しませてくれるのですね。
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☆味わい・お茶・お酒・味噌汁などで試していらっしゃる方のヒスイウォーターリポート
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The Carpenters カーペンターズの Yesterday Once More
イエスタデイ・ワンス・モア を翻訳しています。
カーペンターズの翻訳としては、見つめあう恋、トップ・オヴ・ザ・ワールド
に次いで3曲目(ミスター・ポストマンもありますが)です♪
シンガリンガリンとかシャララについての説明も。
ラジオでよく流れていましたね、いかにも70年代初頭って感じがします。
オールディーズそのものじゃなくて、後にそこに想いを寄せるといった
時代の経過に伴う新しい視点がポイントです。
作詞・作曲に参加したリチャードのコメントを2つめの動画の下に付記しました。
カーペンターズとしては珍しくオリジナルですが、日本では彼らの最大のヒットとなったそうです。
では、日本語訳です。
若かったときのこと
わたし ラジオを聴いてたわ
お気に入りの曲を待っていて
そんな曲たちがかかると
一緒に歌っていって
そんなことが わたしを笑顔にしていたの
あのころが本当に幸せだった時代
そんなに昔のことじゃない
どこへ行ってしまったのか どんなにか不思議だったことか
でも また帰ってきたわ
長く留守をしていた友達みたいに
全部の曲を わたし とても愛してたわ
★舎人独言にどんな音楽がある?を探す
ミュージックリスト(目次.クリックできます)はこちら。
すべてのシャラララが
すべてのウォウウォが
いまも輝いている
あの人たちが歌い始める
すべてのシンガリンガリンが
とっても素敵よ
曲たちが
彼が彼女をハートブレイクするところになると
それで わたし本当に泣けちゃう
まさに以前と同じみたい
昨日の日よ もう一度 なの
どんなことだったのか
過ぎ去った何年かを振り返る
そして わたしにあった素敵な時代が
今日 むしろ悲しげに思える
あまりにたくさんのことが変わったわ
あの時 合わせて歌ったのは
恋の歌だった
わたし それぞれの歌詞を
あの懐かしいメロディを 覚えたわ
いまも わたしには素敵に聴こえる
歳月を溶けていかせるみたいに
すべてのシャラララが
すべてのウォウウォが
いまも輝いている
歌い始める
すべてのシンガリンガリンが
とっても素敵よ
最高の思い出のすべてが
ハッキリ わたしの元へ帰ってくる
わたしを泣かせるものだってあるわ
まさに以前と同じみたい
無断転載はご容赦ください。リンクはフリーです。
作者は兄のリチャード。「1970年代前半は、オールディーズの人気が復活してて
カレンもぼくもすごく楽しんでいたんだ。それで Now and Then のアルバムで
この復活について書いたら素敵じゃないかって思ったんだ。結果は8枚目のゴールドディスク
になったし、世界的大ヒットの1曲になったよね」
Now and Then のカヴァーに使われた写真の家は、カレンとリチャードが、「遥かなる影」
で得たお金で両親に買った家。5つのベッドルームがあるカリフォルニア州 Downey ダウニー
の郊外にあるこの家を、ファンはこの家を California グレースランド としていますが
この家こそ、別棟で兄弟がレコーディングし、カレンが1983年、摂食障害で倒れ、亡くなった
場所でした。
カレンの拒食症の原因・・・。
ヒップが大きすぎるって思っていたそうです。
そう見えるかもしれないけれど、それが人間だもの。
そう思えずに、じゃあ美しくなろうと完璧を求めてしまう
カレンだったのですが。
シンガリンガリン Shing-A-Ling
映画「ブルース・ブラザーズ」(ちなみに ブルーズ が本当)の後半、
レイ・チャールズが Shake A Tail Feather で「シンガリンが今夜のだ」と
歌いながらブガルーとかマッシュポテト、ツイスト、モンキーなどとと並べて
シンガリンガリンを挙げています。(次の動画)
そのつど、ダンスが変わりますから、大体どんなダンスだったか想像できます。
60年代にニューヨークで流行したリズムで、ダンス向きの、ラテンフレイヴァーを加味した
ファンクのリズム(ダンス)です。日本で踊られたのは上記のうち Boogaloo ブーガルー がギリギリちょっと。
ブガルーも日本では、ツイストやモンキーダンスのような社会現象には至りませんでした。
マッシュポテトは足の先でじゃがいもをつぶすような仕草からの命名で、音楽は典型的なオールディーズでちょっと
ヒットはしましたが、日本では踊られることはなかったみたい。
いずれも白人、ひいては全世界に通用した黒人文化と言えるでしょう。
ちなみにジャズ・サクソフォンプレーヤーの Lou Donaldson は Mr. Shing-A-Ling というアルバムを
リリースしています。
cing-a-ling として、異性(まれに同性)を誘惑する目的で相手の身体の前後に自分の身体を入れることとあります。
人を笑わせることとも関係があるような記事も英語ではありましたが・・・。
Shake A Tail Feather
シャララ は、ウォウウォウと同じように、ある種の情感を伝える言葉で
直接的な意味はありませんが、ちょっとドリーミーな感じを漂わせます。
下の動画の THE SHIRELLES シュレルズ Baby It’s You が典型的です。
1961年のリリースで全米(ビルボード)8位。
ちなみに一番好きなのは Smith のカヴァーですが、シャララはなくなってます。
25の動画で紹介するウェディングソング隠れた名曲集はここから
舎人独言には
★エロスに変容するバラの寓意
★ノートルダム大聖堂の聖なる秘数
★オパキャマラドの風景
★映画「華麗なる賭け」チェスシーンのセクシーの秘密
★名盤「クリムゾン・キングの宮殿」の実在のモデル発見
★映画「男と女」サンバ・サラヴァの謎
といった解読シリーズがあります。
ここからはカーペンターズのヒット曲集です^^
They Long To Be (Close To You) 遥かなる影
リチャードは最初、あまり気に入らなかったようです。
周囲の説得で録音したら、初のビルボード1位と
彼らの出世作にして、最大のヒット曲となったそうな。
イントロの音とか、トランペットが入るところとか
リチャードのアレンジのセンスが発揮されました。
この2曲あたりが、日本でも全盛だったかな。
当時、絶大な人気があったバート・バカラックの作品で
オリジナルはディオンヌ・ワーウィック。
というか、英語圏では子守唄になっているって言うんだけど!?
We’ve Only Just Begun 愛のプレリュード
元々はアメリカの銀行のCM曲。
ポール・ウィリアムスはこの曲と
Rainy Days and Mondays 雨の日と月曜日は を作詞しています。
お陰で日本の雑誌にも取材され、北海道のビールが最高だ
なんて語っていましたね。
日本がGNP世界第2位へ、さらに Japan as No. 1 と
間もなく持ち上げられるちょい前の良き時代でした。
Rainy Days and Mondays ははじめ、別のアーティストにつくられたけれど
ボツになって、でも、リチャードが気に入ったんだって。
1979年のこの頃、既にカレンの拒食症は始まっていた。
この曲が言ってみれば、最後の輝きとも言えるわけで。
日本のレコード会社はなんとか人柄のいい二人のためにと
奮闘努力の真っ最中で、邦題も「雨の日と月曜日」とせず
「雨の日と月曜日は」と、フックになる表現を心掛けたそうです。
For All We Know 二人の誓い
しおらしいところがあって、
誓いという言葉もうなづけます♪
Superstar スーパースター
文字通り ロック界のスーパースターとなった
レオン・ラッセルの作品。
日本での最初の手ごたえを感じた曲。
Top Of The World トップ・オヴ・ザ・ワールド
聴けばわかるんだけど、カントリー畑の曲、
ローズ・ガーデンが日本でも大ヒットなった
Lynn Anderson リン・アンダーソン がオリジナルで
日本でもリリースされました。
でも、カーペンターズの大ヒットのお蔭で、リンの影はないも同然。
日本のレコード会社が、これなら日本人受けする、と満を持して送りだした
軽快で親しみやすいメロディのこの曲。狙い通り、みんなが知る
カーペンターズになりました。
(ところで、Caroebters って、発音のアクセントは Ca にあるんですけど)
カーペンターズを当時、あまり評価しなかった理由は2つあります。
ひとつはサウンドがイージーに聴けすぎて、商業的成功を狙いすぎている
感じがしたから。だれでも聴きやすいって、ヒットはしやすいけれどね。
だから、サウンドが飽きられると、人気は坂道を急に・・・ということに。
ただし玄人筋には大変に評価されていました。
聴きやすさの影で、実は細かいところで色々仕掛けていたからなのでした。
もうひとつの理由は、いい曲ばかり、ほかから集めてきてズルいって
感じがしたから。
特に日本なんか、オリジナルがほかにあってもお構いなし.
ファンだっていう子たちも、カーペンターズがオリジナルと
思って疑いもしない・・・。これっておかしいって
ま、若いなりに正義感を燃やしたってわけで・・・^^
ということで、ここは是非、リン・アンダーソンのパフォーマンスを。
ついでに大好きな Rose Garden も。
以前にも書きましたが
この頃、アメリカでもまだ virginity がそれなりに
留意されていたことがわかる歌詞です。
Sing シング
ね、いかにも聴きやすい。微温的です、
激しいモノ、ほんとうに深くてマニアックな一面があるほどの
ものはなんだか嫌っていう女の子が、いかにも好みそうな向日的な音楽と歌詞。
つまり、ちょっと、というかかなり バカにしていたのね。
適当に聴ける音楽が好きな人間は、適当に生きていくタイプの人間とかね。
ロックやジャズやクラシックなら評価し、恐れ入っていたんだけど。
もてなかったばかりじゃないよ^^:
この曲もよく耳になじんでいます。
I Need To Be In Love 青春の輝き
でも、I Need To Be In Love だなんて
そんなLOVEは本能が仕掛ける罠じゃないかしらん?
ま、そんなところもいかにも向日的というか
大衆におもねるようで、個人的にカーペンターズは合わなかったわけです。
ところが、この曲はカレンの一番のお気に入りなのだそうです。
実はあまりの人気で、今日はどこにいるだおるかわからなくなるほど
アメリカ各地を公演して周り、その間にレコーディングと多忙に多忙を
重ねていました。
リチャードは睡眠薬に頼るようになるし、カレンは拒食症が進みます。
実は二人とも非常な完ぺき主義者で、たとえばライヴは必ず録音して
レコードの状態で演奏できているか、チェックをかかさなかったと言います。
そうした完璧主義が、二人を追いこんでいったのですね、
そして、この歌には、そんな完璧主義の姿が投影されているわけです。
アマチュアのジャズバンド時代からの仲間が作詞を担当していて
リチャードとカレンの苦しさと、それでもベストを尽くそうとする姿勢を
歌詞に表現したのだそうです。


