パワーストーンの真実。

舎人独言

健康&グルメに・・・ 翡翠 のパワー。

赤い風船 和訳 セルジュ・ラマ シャンソン

フランス文学にはよく手の早い少年が登場しますが
この歌の主人公もそんな早熟な男性のひとり。
そして今、人生の哀感をかみしめるわけですが。

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Serge Lama セルジュ・ラマ の名品 Les ballons rouges 赤い風船
を翻訳しています。風船が複数形です。人生、いろいろあったのですね。
自分ならではの価値観を生きるしかなく、孤高を恐れなかった人生。

わたしは持っていなかった 赤い風船を
あの界隈(かいわい)で子供だったときのこと
何も変わっていかない地方だった
わたしの風船はみんな 割れていた

本当の意味で夏休みはなかった
ひとり 海に向き合っていた
心臓は 空をただようカモメの抑揚で
リズムを打っていた

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わたしには要求すべき何もなかった 得るべきものはなかった
わたしには与えるべき何もなかった 受け取るべきものはなかった

わたしがガラス玉で遊ぶことはなかった
あの界隈で子供だったときのこと
家族の中につかまっていた
火刑のさなかの殉教者のように
わたしが散歩することはなかった
ひとり 風に向かい合っていた
わたしはマルキ・ド・サドを読み
もうソファを愛用していた
(手っ取り早く房事をすますことに慣れていた)

わたしには要求すべき何もなかった 得るべきものはなかった
わたしには与えるべき何もなかった 受け取るべきものはなかった

妖精(娼婦)たちは旅に出ていたのではなかった
あの界隈で子供だったときのこと
彼女たちは天性の魅力を元手に暮らし
ひとつの組合に入っていたようなものだった
わたしが見ることはなかった 星々の間に
シンデレラの馬車を
わたしのシンデレラは汚れた服を着ていた
しかも 靴を履いていなかった

わたしには要求すべき何もなかった 得るべきものはなかった
わたしには与えるべき何もなかった 受け取るべきものはなかった

それでも わたしにはもうチャンスだった
あの界隈で子供だったときのこと
ほかの人たちが大切と考えることに
重要さを与えなかったという
そして わたしは歴史の中に見ることはなかった
統治を そして栄光を渇望する
いかなる戦士も そして王も
わたしほどに誇り高くはないのだ

わたしには要求すべき何もなかった 得るべきものはなかった
しかし わたしはやったのだ・・・わたしが望んだことを

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    ★オパキャマラドの風景
    ★映画「華麗なる賭け」チェスシーンのセクシーの秘密
    ★名盤「クリムゾン・キングの宮殿」の実在のモデル発見
    ★映画「男と女」サンバ・サラヴァの謎

    といった解読シリーズがあります。

Serge Lama セルジュ・ラマのシャンソンの中では、
マイ・ウェイ それとも 生い立ちの記といった位置づけでしょうか。
自伝的作品と言われます。

先行する映画との関連も言われますが、この歌の世界はやはり
自伝的な内容を反映しているようです。自伝を元に映画が制作
されたのならともかく、映画はあまり斟酌する必要はないでしょう。

赤い風船を持っていなかったとは、子供らしい興味の持ち方をして
いなかったという、セルジュの子供のころの在り方の象徴でしょう。
風船好きな子は、普通の一般的な子どもらしさだし、大したことはない
としても、将来にわたって普通の幸せは期待できそうです。
「わたしの風船はみんな 割れていた」なんて、悲劇的です。
家庭に問題があったのかな。
早熟で、早くから自分の世界に気づき、そこを見つめて逃げることを
しなかった、あるいは、できなかった自分を描いていると思います。
サドを読んだり。ソファのもうひとつの使い方に慣れてるとか、
感受性のあり方がかなり偏っていたようでもあります
ラディゲとか、それもフランスの知識人のひとつの典型かな。

サドって、興味本位に手に取るのが普通でしょうけど
あれは強者と弱者の関係の書という切り口で読むと
結構、参考になると思うんだけどな。

Serge Lama が、 サンジャンのわたしの恋人 で紹介している
Patrick Bruel  パトリック・ブリュエルと歌っています。
ララ・ファビアンとか、女性と歌うよりずっといいと思うんだけど。

ところがところが。
ララ・ファビアンがなんと、 マルキ・ド・サドとソファの2行を
歌っているんです。凄いナァ。ララ・ファビアン、カッコいい。
彼女の表情、だから面白い。目の動きとかさ。
そうよ、わたし、読んだわ。それがわたしって感じ♪
ただ、相手がどう受け取るか、しっかり観察し、確認してるよね。
まるっきり無防備な発言ではないってこと。

Gérard Vermont

セルジュ。ラマの翻訳は2曲目です。
1曲目は、 ピガールの娘たち でした。

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