ジョアン・ボスコ 和訳 ナサゥン 第2のブラジルの水彩画
日本人のフツーの発想だとこんな曲は生まれないのでは?
でも、はるばるブラジルに行けばこんな感性が生きているんですネ^^ 名曲だ!
青雲舎(株)の翻訳を信じるなら翡翠マグも信じてくださいネ。
誰もディスっていないでショ?^^ ちょっとしたキセキなのさ!
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薬ではないので治すことはできませんが。
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訳詩の後に、単語の解説をつけています。造語が多いので。
ポルトガル語の論文を参考に。ようやく翻訳ができました。
ちょっと下の方で造語などの解説をどうぞ。
では全訳です♪
ドリヴァル・カイミは オシュン Oxum に話しかける
わたしは シラスとはいい仲間だ、と
空は大地を抱き バイアの川を枯渇させている
ドリヴァル・カイミは オシュン Oxum に話しかける
わたしは シラスとはいい仲間だ、と
空は大地を抱き バイアの川を枯渇させている
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翡翠マグ・ヒスイウォーターの効果は・・・
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●種類・銘柄によって効果がないことがあるが、お酒がまろやかになり、悪酔いしにくくなる
●糠漬けに翡翠マグを入れると、味わいがまろやかになるetc.
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(「ご愛用者の感想」を参考にご覧ください)
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弊社では捉えています。現状では、現代医学で治療方法がない以下の
症状に改善例が報告されています。
☆アトピー、乾燥肌、水虫、股間の痒みなど皮膚トラブルを改善・解消(シミには効果がないようです)
☆ばね指(腱)の痛みのもととなるドーム状の盛り上がりが消滅
☆風邪ウィルスで失われた嗅覚の改善・快復
☆瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)で痛みを緩和・解消
(上記の症状でお困りの方は無料のヒスイウォーターをお試しください。改善しなかったら申し訳ありません)
(薬を服用する時の水には向いていません。薬効を丸めてしまう場合があります。薬を飲むときは3時間は間を置いてください)
Jêje ジェジ
わたしの渇きとは2つの川
わたしの色彩とは虹
わたしの飢えは大きい
植えなさい 旗に描く妹のような花を
わたしの運命は緑と黄色のブラジル
バナナの樹の姿
見事なゆりかごの中に エメラルドの鏡を覆う金
シロップに浸った森 魂の飼い葉おけ
火と水の融合 燃える滝 鉄の蛇
海のオシュン
ベッドにいる男と女
Jêje ジェジ
おまえの鳩の翼 背中を蜂蜜とパーム油で囚われた者
くくりつけているワイヤ
苦しんでいる 獣の息に
銃器の爆撃に 水の悪霊の怒りの中で
Jêje ジェジ
ゴミの悪臭漂うお前の口
血を吐くのだ もうひとつの喀血の血を
マングローブの水脈で
ウイラプル 炎の灰の鳥
胸が狂っている
海のオシュンが その泥の海で踊る
ドリヴァル・カイミは オシュン Oxum に話しかける
わたしは シラスとはいい仲間だ、と
空は大地を抱き バイアの川を枯渇させている
ドリヴァル・カイミは オシュン Oxum に話しかける
わたしは シラスとはいい仲間だ、と
空は大地を抱き バイアの川を枯渇させている
ドリヴァル・カイミは オシュン Oxum に話しかける
わたしは シラスとはいい仲間だ、と
空は大地を抱き バイアの川を枯渇させている
ドリヴァル・カイミは オシュン Oxum に話しかける
わたしは シラスとはいい仲間だ、と
空は大地を抱き バイアの川を枯渇させている
無断転載はご容赦ください。リンクはフリーです。
ジョアン・ボスコ ナサゥン(国) Nação
ライブ盤でぶっ飛びましたが、この動画をみて、やっぱりとまたまたぶっ飛び。
ジョアン・ジルベルトは、ボサノヴァは一人サンバと喝破しましたが
ジョアン・ボスコのこのパフォーマンス、サンバもボサノヴァも含みつつ
さらに豊かな世界です。MPBの世界はまさに広大な沃野(よくや)です。
25の動画で紹介するウェディングソング隠れた名曲集はここから
舎人独言には
★エロスに変容するバラの寓意
★ノートルダム大聖堂の聖なる秘数
★オパキャマラドの風景
★映画「華麗なる賭け」チェスシーンのセクシーの秘密
★名盤「クリムゾン・キングの宮殿」の実在のモデル発見
★映画「男と女」サンバ・サラヴァの謎
といった解読シリーズがあります。
ドリヴァル・カイミ(1914 – 2008年)
ブラジルの歌手、作曲家。 バイーア州出身.
「バイーア女には何がある」 「海のモレーナ」「偽りのバイーア女」など
有名曲の作者。 深遠なボサノヴァ曲「あなたを愛してしまう」を紹介した
ナナ・カイミのお父さんです。
この歌は難しい。独自の造語もあります。
わかった範囲で説明を。
オシュン 西アフリカのナイジェリアに居住する ヨルバ族の神。
清らかな水や美しさなどのイメージを持つ。
シラス 歌詞では特に記述がないが
カイミと同年代の友人ということなら、年齢的に
リオの作曲家であるシラス・ジ・オリヴェイラのことでしょう。
バイーア Bahia ブラジル北東部の州。州都のサルヴァドールはブラジル最初の首都。
h はブラジルのアルファベットではアガと言いますが、「湾」を意味する Baía とは
同じ発音であることから、アガのあるバイーア などと言われます。
W杯第1戦が行われる レシフェのあるペルナンブーコ州の南。
Jêje ジェジ
ブラジルなので、最後の e はイの音になり、ジェジと発音。
ナイジェリア近隣域に居住するヨルバ族の別称。
特別な意味を持つ願望、挨拶、感嘆の可能性のある使われ方をしている。
虹 オシュンの男性形を体現する。
Florimã ジョアン・ボスコの造語。花と妹という2つの単語を合体。
Verdeamarela 造語。緑と黄色という2つの単語を合体。
Labarágua 造語。炎と水という2つの単語を合体。
Sete queda em chama 燃える滝
Caruruma インディオのトゥピ族の言葉。
火の人という意味から、ここでは銃器と訳した。
鉄の蛇 オシュンマーレ(海のオシュン)のイメージ
Pomba 鳩。オリシャの鳥。
「おまえの鳩の翼 背中を蜂蜜とパーム油で囚われた者」
ギリシャ神話のイカロスをイメージ。
太陽に近づきすぎて、羽をつけたロウが溶け、海に転落した。
Anhanguera トゥピ族の水の悪い霊。
ウイラプル ブラジル北部に生息する鳥。
オシュマーレとオシャーラの鳥。まじないの力があるとされる。
火の鳥をイメージか。炎の滝の中央に、鳴きながら現れる.
舎人独言の翻訳の中で、最も困難を極めた歌。
正直、どこまで解釈できたか 自信がありません。
ご理解のうえ、お聴きください。
2013年12 月15日現在、
ネット上で この歌を和訳している例はないようです。
こんな面倒なこと、誰がやるものか!
気楽に聴いているほうが、何万倍も気持ちいいもの!
失礼しました。 ホント、めっちゃ時間とパワーが必要だったので・・・。
でも、一度聴いて、その場で ぶっ飛んだ愛着のある名曲です。
他人様(ひとさま)に薦める以上、言いっ放しでなく、
なんらかの誠意を お・も・て・な・し として
準備しないことには失礼で・・・。
Nação とは、英語にすれば Nation です。
辞書で調べても、わからない単語が
いくつか出てきて、どうにも難攻不落でした。
普通ならギブアップです。ですが、
ひょっとしたらと、 検索したら
英語圏の人が labarágua の意味を教えて!
な~んて質問していました。
そうだろう、そうだろう。知りたい気持ち、わかります。
回答を見て、どうも造語らしいと見当がつきましたが
確証はありません・・・。
ある日、ポルトガル語のある論文に行き当たりました。9枚ほどです。
そこで彼の造語と、はっきり教示を受けました。
上記の注釈のほとんどは、この論文から 引用したものです。
論文との遭遇なくして、ここまでの形にはならなかった筈です。
謝意が届く、届かないにかかわらず、当方の名前を出して
遠くブラジルの地の優秀な女性研究家にメールを送りました。
しかし、誰が聴いてもまさにブラジルではないでしょうか?
曲、そして歌詞の面でも、ブラジルらしさが横溢しています。
この舎人独言で採り上げている ボサノヴァやMPBの中でも
出色のブラジルぶりです。
ブラジルっぽい気分を盛り上げたいなら BGMに最適な楽曲のひとつでしょう。
炎と水 という遠く離れたものが labarágua
という単語でつながっていますが ほかにも
相反する言葉、相対する言葉を散見します。
国(祖国) というタイトルのこのサンバの中で
ブラジルの社会、政治、歴史にわたって 問題を確認し、
和解と融合を図りたいという作者の意図のようです。
(ボブ・ディランのラヴ・マイナス・ゼロも
正・反・合 のコンセプトを抱え込んでいます)
インディオやアフロの言葉が活躍するのも
そうした歴史を踏まえたうえで、
ブラジル国内の諸要素は和合を目指すべき という考えかと思います。
そのまんま、唐突のようですが、ベッドの中の男と女と同じように。
時の軍人政権を検閲に引っかからない形で批判した
酔っぱらいと綱渡り芸人 O bebado e equilibrista
を作った人ですから、相当な仕掛けがあることは覚悟していましたが
これほどとは・・・。
たとえば 泥の海 とは、
正統性のない悪を示す可能性がある と論文にありました。
その辺は、 シロップの森で
民衆の象徴だるオシュンマーレが反乱を起こし
正統性のない政治に対して、
自由に踊る=振る舞うことを許す といったイメージです。
教示のもうひとつは このナサゥンが、
アリ・バローゾの「ブラジルの水彩画」の
再アプローチである、ということでした。
事実、ジョアン・ボスコはこの2つの曲をメドレーして歌っています。
2つして1つの世界を表現している、と主張しているも同然。
1983年、モントルー Montreux でのすごい名演。
NAÇÃO – AQUARELA DO BRASIL – O MESTRE SALA DOS MARES
舎人はまずジョアン・ジルベルトの 「ブラジルの水彩画」を聴き
次にジョアン・ボスコのこのナサゥンを知り
ただ聴くだけで、似ていると類似性を感じてはいました。
そこに、この教示! この論文は信頼できる、と
膝を打ったものでした。
(しかし、ナサゥンは変則的なところがあって
2曲を比べると、サンバとしては進歩しているせいかな、と感じます)
ジョアン・ジルベルト カエターノ・ヴェローゾ ジルベルト・ジル、
マリア・ベターニァと ボサノヴァ、MPBの立役者による
「ブラジルの水彩画」です。
このパフォーマンスを聴くと
ボサノヴァとかサンバとかいった区別など
意味がないことがよくわかります。
ジョアン・ジルベルト自身のプロデュースですが
むしろカエターノ・ヴェローゾの強烈な美意識を
採用したとみるべきでしょう。
ためしに、4ページ前のカエターノの
「最も美しいもの」と聴きくらべてみてください。
その結果、数多くのこの曲の中でも屈指の
というか絶対的No. 1 と言っていいパフォーマンスになりました。
まさに名盤です。
静かに燃え上がります。
燃え上がることは、騒がしくしなくてもできる ということが、
ちゃんと証明されています。
穏やかさと狂乱 クールとホットが矛盾なく同居しています。
第二のブラジル国歌といわれるほどに
国民の間に浸透しています。
ブラジル とか サンバ・ブラジル
とのタイトルで 世界的にも大ヒットしました。
映画「愛情物語」をみて、ああ、この曲だと
はじめて曲名を知りましたが 、その時のタイトルは確か、
サンバ・ブラジルだったか、と記憶します。
このサンバ・ブラジルって、あくまでもアメリカの音楽業界の都合で、
趣向を変え、お耳直しで採り上げるのだけど
ちょっとブラジル気分を楽しんでみましょう・・・といった演奏かな。
ブラジルらしさへのリスペクトは、それほど聴き取れない気がします。
当時、あまり好きになれませんでした。
このパフォーマンスをきっかけにして
ブラジル音楽ファンにならずに 幸いでした。
ま、お堅いことは言いっこなし。
楽しめばいいのかもしれませんが。
ところで、 ナサゥン は、もともとは
クララ・ヌネスのために書かれました。
世に出たのはクララもジョアン・ボスコも同じ年でした。
クララのほうは今、ストリングスに違和感を感じます。
ブラジルの中のアフリカの要素を題材にして
素晴らしいパフォーマンスを何曲も披露してくれました。
脚の手術中の麻酔事故で若くして急死してしまいましたから
日本でもファンたちは呆気にとられ、悲しんだものです。
ブラジルでは「愛のサンバは永遠に」で採り上げた
友人のアルシオーネが 心のこもった素敵な曲でクララをしのんでいました。
クララに敬意をと もう1曲、お気に入りを。
アンゴラの遊び、ゲームを意味する Jogo de Angola です。
つまり、ブラジルに来てから発生したとはいえ
カポエイラのこととなるでしょうか。
ネグリチュードの魅力満載、ノリノリの曲です。
ところで、カポエイラ(カポエラ)って、武器を取り上げられた黒人たちが、
身を守るために 遊びを装って編み出した武術ですが
カポエイラという名称はアフロではなく
ティピ・グァラニー語からきているそうなんだって!
すでにインディオの文化と融合しているんだ・・・。
カエターノの「最も美しいもの」
ファファ・ジ・ベレンとマリーナ・リマの 「レシフェの恋人のために」
そしてジョアン・ボスコとクララ・ヌネスの「ナサゥン」。
最近、舎人独言ではブラジルの名曲の日本語訳が多くなっていますが
ワールドカップとオリンピックを控えて
ブラジルファンとしては、張り切っちゃうんです。
蛇足ですが。 ジェジェ は、なんとも・・・^^。
世間は「あまちゃん」ブームですし
「じぇじぇじぇ」は今年の流行語大賞。
こんなところに「ジェジェ」が出ていたなんて
すっかり忘れていました。
まったく、予想外の「じぇじぇっ」です。
東北の久慈市と西アフリカのナイジェリア近隣が
こんな風につながるだなんて、
音楽性は相当に異なるけれど、地球は狭いや