トニー・ベネット 和訳 The Good Life ゴージャスな歌
隠れシャンソンです。ジャズっぽいメロディとも思えるけど、そこを
ちょっとフランス風に展開して優雅さと豪華さが表現されたのかな。
魔法の水 とよく言われます。いいえ、違います。
宇宙とか人体と同じように、現代の科学が
まだ追いついていないだけ。
かゆくて眠れない方のヒスイウォーターリポート
青雲舎(株)の翻訳を信じるなら翡翠マグも信じてくださいネ。
誰もディスっていないでショ?^^ ちょっとしたキセキなのです。
味わい・お茶・お酒・味噌汁などで試していらっしゃる方のヒスイウォーターリポート、
The Good Life グッド・ライフです。
アメリカの富豪たちの華麗な、でもゴージャスなのに
アンニュイを帯びた暮らしぶりが垣間見えるようです。
ゴージャスな暮らしにだって哀感は漂うわけで
その意味では、この哀愁のメロディに
お似合いの歌詞かもしれません。
後宮三千人の漢の武帝じゃないけれど
歓楽極まりて哀情多し ですもんネ。
ロッド・マッケンのパリ、シナトラのマイ・ウェイと同様、隠れシャンソン
です。つまり、オリジナルはフランスのシャンソンで Sacha Distel
サッシャ・ディステル自身が作曲した La belle vie 美しい人生。
ロジェ・ヴァディム監督の「新・七つの大罪 Les sept pchs capitaux
(1962)」のために作曲したものでした。
下の方でディステルやフォーエヴァー・ジェントルメン の動画も♪
では、全訳です。
おお 快適な暮らしだ
楽しみに満ちて 理想そのもののようにみえる
ムム 素晴らしい人生 隠してもいいのだ
お前が感じる悲しみのすべてを
お前は本当の恋をすることはない
そんなチャンスを捕まえられないのだから
だからどうか 自分自身に正直であってくれ
みせかけるなんて しないがいい ロマンスなどと
★舎人独言にどんな音楽がある?を探す
ミュージックリスト(目次.クリックできます)はこちら。
快適な暮らしじゃないか
自由でいることは そして探求するのだ
心が痛む未知のこととかを 直面する時
お前がひとりきりで学ばなければいけないものなのだ
どうか覚えていてくれ それでも
お前のことを わたしが気に入っていることを
そして お前がなぜなのか首を傾げるなら
そうだね しっかり目覚めるがいい
別れのキスをするがいい 素晴らしい人生に
無断転載はご容赦ください。リンクはフリーです。
邦題は「麗しき人生」。
麗しい じゃなくて 麗しき って、ちょっと時代錯誤になってるけど。
映画「Les sept pchs capitaux」でのパフォーマンス。
Dany Brillant Damien Sargue Roch Voisine が
フランス語で歌っています。
まさに、これが La belle vie 美しき人生。
25の動画で紹介するウェディングソング隠れた名曲集はここから
舎人独言には
★エロスに変容するバラの寓意
★ノートルダム大聖堂の聖なる秘数
★オパキャマラドの風景
★映画「華麗なる賭け」チェスシーンのセクシーの秘密
★名盤「クリムゾン・キングの宮殿」の実在のモデル発見
★映画「男と女」サンバ・サラヴァの謎
といった解読シリーズがあります。
この曲のオリジナルは、フランスでジャズの普及に
功績のあったムッシュ・ダンディ、サッシャ・ディステルです。
もともとはジャズギタリストですがヴォーカルも味があります。
チェット・アトキンスとおんなじ感じかな。
味わいで聴かせるタイプでしょうか。
にしても素敵な曲ですから、CM曲にだってなるのではないでしょうか?
で、この曲はサッシャ・ディステルが書いた曲を
トニー・ベネットが歌詞をつけて大ヒットさせ
その歌詞をベースにフランス語に翻案し
サッシャ・ディステル自身がフランスでヒットさせました。
ああ、メンドくさ。
景気も上向いてきて
既に一部ではゴージャスな生活をはばかりなく
楽しむ風潮が出てきているようです。
この歌、ピッタリじゃないかしらん?
なぜ、この歌がジャン・フェラのページの次かというと
このタイトルだからですね。
ジャン・フェラは C’est beau la vie 人生は美しい
こちらの Sacha Distel は La belle vie 美しい人生。
フランク・シナトラがトニー・ベネットとデュエットして
息の長さで完敗してしまったのをテレビ番組で
みたことがあります。
そのフランキーは、ライフ誌(1965年4月23日号)の記事で
“But for my money Tony Bennett is the best singer in the business.
[He] gets across what the composer had in mind, and probably a little more.”
と最大限の賛辞を捧げています。
自分が一番とは言えないものね。
舎人の主観的評価では、やっぱりシナトラのほうが上です。
Julie London ジュリー・ロンドンの女性的アンニュイもいいんじゃない。
ナンシー・ウィルソンのパフォーマンス。
インティメイトで、クラブで歌っているような雰囲気が楽しめます。