のパワー。それぞれのテーブル 和訳 Tables séparées Dalida
群衆の中の孤独って、よく聞きますが、こうしたレストランで
友人たちに囲まれていても、自分だけしか頼りにできない状況って
ままあります。そこら辺をうまく切り抜けることができるから大人
の女性であり、恋愛なんかでブレないものを持っているパリジェンヌ
と言えるわけで。
青雲舎（株）の翻訳を信じるなら翡翠マグも信じてくださいネ。
誰もディスっていないでショ？^^ ちょっとしたキセキなのさ！
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「孤独のテーブル」第３弾は当然のごとく、ダリダの Tables séparées です。
過去と現在が交錯し、今、最後に残った片づけられるべき２つのテーブル。見事ですね♪
日本のシャンソン歌手、特にシャントゥーズ（女性歌手）たちはお気に入りのようです。
でも日本の女性って、こんな場面を夢みるものなの？ それって悪夢？ それとも
甘くて苦い、今はちょっと誇りに思ってる愛の夢？ このシャンソンの人気を
考えるとき、ちょっとチェックしてみたいポイントでしょ？^^
翻訳のポイントは partagé ですね。ちょっと解説しています。 では♪
ドアは突然に開いた そして
わたしの記憶は突然の衝撃に撃たれた
それはあなた 入って来たのは
おなじみのこのレストラン
わたしたち お忍びでよく行ったわ
わたしたち ディナーに愛が溢れてた
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わたし もう友だちの声が耳に入らない
火をつけたわ ごまかしで
煙草に
よくよくわかってた あなたがわたしを見たのを
そして今 わたし とてもできない
頭をめぐらすなんて
あなたの腕にいた女の子
そうね １５は年下ね
あなた リラックスしてた
わたしは思い出す あなたが笑ったことを
わたしは言ったのよ
後悔はしつこいもの って
ちょっと気まずそうに あなた わたしに挨拶して
メニューを頼んだわ
抑えた声で
わたしたちみんな それぞれ持ち分があるのよ
わたしたち ほら 別のテーブルなの
それぞれが その場所で
わたし 観察したわ こっそりと
あなた そんなに変わっていない
女性といたら
あなた 特に気を配った風でもない
ふとしたはずみで 魅力を振りまくとき
それと思ったわ わたし 免疫力があるって
わたし 想像さえしていた
こうして 顔と顔を突き合わせること
友だちは歌ったり ふざけたり
この子たちにどうやって言おうか
わたしが気にしていないこと
うんざりってこと
愛が過去形で書かれるそのとき
ただ 残されるの 片づけるべきものが
２つ別々のテーブルが
無断転載はご容赦ください。リンクはフリーです。
翻訳は partagé をどう受け取るかで、大きく変わるようです。
英語曲の My way でも、partagé に当たる sharing がひとつのポイントでした。
分け前、持ち分 といったところですが、利益配分というプラス面より
生きていること＝生かされていること自体に伴う義務的支払いの 割り当て を
果たすべき 持ち分 という感じです。
ウォーカーブラザーズの Archangel の中の歌詞で
The rent’s been paid と出てきますが、その rent（借り）です。
その借り分が、自分が生まれ出たことの sharing であり、
partagé というわけです。
クリスチャンダム（キリスト教圏）の伝統としては、
主＝神から割り当てられた 人生の必要経費 でしょうか。
日本風に言うなら、生まれてきただけで生じている人生のツケといったところ^^
ちあきなおみ さんで知りました。当時、テレビ番組でも、こんなシャンソンが
流されていたんです。しばらく誰のシャンソンか、調べ回ったなぁ。
ダリダの翻訳も、それなりの数になってきました。
Pour ne pas vivre seul Voilà pourquoi je chante
Il venait d’avoir 18 ans Paroles Paroles そしてこの曲。
でも、まだこれだけしか、でもあるな。
ひょっとして、この女性は、元のカレ氏より年上かも
なんて思うのですが。
で、随分、年下の女性を連れていてもゆとりがある様子は
わたしが仕込んだのよ、なんて感慨。
女性の視線に、どこか上から目線の癖といったものを感じるし。
でも、別れを、彼女はずっと後悔のように思ってきていて・・・。
作曲は、セルジュ・ラマとの素晴らしい仕事でも知られるアリス・ドナ。
この女性、自分で歌うと・・・まぁ、作者ならの持ち味ってことで^^
２５の動画で紹介するウェディングソング隠れた名曲集はここから
舎人独言には
★エロスに変容するバラの寓意
★ノートルダム大聖堂の聖なる秘数
★オパキャマラドの風景
★映画「華麗なる賭け」チェスシーンのセクシーの秘密
★名盤「クリムゾン・キングの宮殿」の実在のモデル発見
★映画「男と女」サンバ・サラヴァの謎
といった解読シリーズがあります。
