闘牛の歌 ビバ・パソドブレ 和訳 ジャネット

世界の永遠の名曲に日本語訳をつけて応援しています。
魔法? 失われた古代の 不思議 が復活です! 笑顔がはじけていますネ。
2つ目のマグカップの動画です。(弊社PR)

グラナダに始まったスペインシリーズ。
5回目のこの闘牛の歌で一応のけりをつけましょう。
旅行者のなにかの参考になったらいいのだけれど。

Jeanette ジャネットの  Viva el pasodoble  ビバ パソドブレ です。
闘牛礼賛に見えて最後に大どんでん返し。でもこのスペインらしい情緒は
不滅であれ、ということでしょうネ♪

最初はジャネット、次の動画はロシオ・フラード Rocío Jurado。
用語解説もつけておきます。

金と銀 影と太陽
群集と喚声
闘牛場の三つの帽子 三つのマント
そして風をついて
恐ろし気な黒毛の雄牛(の登場)を告げるトランペット


 
★舎人独言にどんな音楽がある?を探す
ミュージックリスト(目次.クリックできます)はこちら。

ガリレオを支持できましたか? 翡翠マグは?
今まで見たこともない翡翠の プチ不思議 は23秒から。
翻訳と同じく ありのままを誠実に です^^

 
チクエリナ(Chicuelinas )だ 本物の *
端正な3つの比類なきベロニカ(verónicas )  * 
馬上では気高き闘いのピカドール
そして(最後に)鳴り渡る音楽 
牡牛とムレータ(muleta)がひとつの音となっていく  *

万歳 パソドブレ 悲劇を歓びとするのだ
スペイン人よ 万歳 計り知れぬ勲(いさお)し
この古き祝祭の武勇と勇気
優美さというメロディがこの地を彩る
それは記憶の中にとどまる 既に崖っぷちにあって
コリーダ(闘牛)は終わっている

「気」を発振する不思議な翡翠マグ と I love youの日(8月31日) の
青雲舎(株)が日本語への置き換えに挑戦しています。
それは歌が意味する世界を可能な限り正確に理解するための試みです。
無断転載はご容赦ください。リンクはフリーです。

* チクエリナ Chicuelinas  ムレータを動かすことで牛の突進の方向を変える動作或いは瞬間
* ベロニカ verónicas 闘牛士(マタドール)が位置を決めてしっかりと立ち
  離れている牛に向かってゆっくりとムレータを振る動作
* ムレータ muleta 闘牛の最後の場面で闘牛士が使う、赤いフランネル製の布とそれを 支える横棒
* パソドブレ Pasodoble 18世紀にスペインの軍隊の行進から発生した二元的なリズム。闘牛に
       取り入れられ、さらにホールダンスでも踊られる。この場合、男性が闘牛士、女性が
       牛という想定で、唯一、男性が主役となるダンスという。4分の2拍子。

コリーダと言えるのはスペインの闘牛だけ。メキシコとかはトーロという、と聞いたことがあります。
大島渚監督の映画「愛のコリーダ」は、それほどの闘いを意味する愛欲?愛情?の物語でしょうか。

ジャネットのこの闘牛賛歌は1981年の傑作アルバム 詩人の魂 の収録曲。
本来はイギリス人の彼女が歌うからこそ、また礼賛の意味が違うわけで。
その点、ロシオ・フラードははまりすぎ。その悲劇性がかなり浮かび上がります。

1981年の時点で、この歌は既に闘牛というスペイン文化の香りは評価しつつ
「終わった」と先進的というか動物愛護的観念から反対ののろしを上げています。
現在、カタルーニャ地方など複数の週で禁止されていますし、テレビ中継もなし。
興味がないといった発言をする街頭インタビューが日本のテレビ番組でみられたりします。

実際、2016年9月にはテレビ東京系の経済情報番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」は
この年の動物愛護団体によるアンケートでスペイン国民の58%が闘牛に反対、賛成は19%
といった結果を報じました。しかし闘牛関連の雇用は19万9000人を確保し、経済規模として
36億ユーロ(4100億円)といった数字を報道しています。
つまり、スペインならではの観光資源としてはいまだ魅力的な存在で
果たして動物愛護か、経済的利益か、と経済苦境にあるスペインも悩ましいようです。

José Tomás ホセ・トマースのチクエリナ

ギリシャ神話の主神、ゼウスの生誕地はクレタ島。フェニキアの王女、エウロペに一目ぼれした
ゼウスは白い牡牛に姿を変え、まんまとクレタへ連れ帰ることに成功しました。それほど
牛とのかかわりが深いギリシャ・クレタ島の古代ミノス文明ですが、宮殿には、暴れる牛の背で
逆立ちしたり、角をつかまえたりする若者の姿が描かれた絵が掲げられています。
恐らく娯楽であるより、宗教的儀式であったかもしれない牛跳びの絵ですが、こうした伝統に
スペインの闘牛の起源を求めることもできそうです。実際、闘牛はなにもスペインに限らず、
イタリア、フランスでも存在したのですから地中海文明の特徴のひとつであったのでしょう。

演技者は牛の角をつかんだり、背中に手をついて宙返りしたりと、現在の闘牛とは比べ物に
ならないくらいに危険な、それゆえに牛と人間はフェアな戦いをしていたのでしょう。
いずれにせよ血は流れるのです。それこそ燔祭(はんさい)の主要な要素でしょう。
血を流すことが神への畏れと祈りなのです。
現代の闘牛がそうした宗教的意味合いを失った以上、滅びていくのは仕方ないですね。

日本は血を流す宗教儀式は嫌いですね。
東洋の伝統としてないわけではない。むしろ中国では当たり前でしょうし・・・。
日本の古い神社ではそのほとんどが、血を穢れとして忌み、祭神への供物は稲穂など植物で
動物の血は避けられてきました。
珍しい例として、東京からずっと国道1号線を西上して豊橋市を過ぎ、豊川放水路を超えると
すぐ左側に 菟足神社(うたりじんじゃ、豊川市小坂井町)があります。そこでは確か
弓で射られたていのスズメが捧げられていたと思います。ま、害鳥駆除の意味が重なるのでしょうが。

美しいバラード名曲集はここをクリック

フレンチ・ポップス 名曲30選 のページはこの行をクリック

ネクラだけど誠実な名曲集 はここをクリック

自殺者の歌 名曲たち はここをクリック

クラシック曲を歌ったポップス 名曲集

メロディの宝庫・ラテンポップス名曲集

ミュージカル名曲集はこちらの行をクリック

美メロ・デュエット名曲集はこちらをクリック

シャンソン名曲集1はここから

40を超える動画で紹介するボサノヴァ名曲集はここから

45の動画で紹介するサンバ名曲集はここから

25の動画で紹介するウェディングソング隠れた名曲集はここから

おしゃれなデートソング名曲集はここから

オールディーズ名曲集1はこちらから

35の動画で紹介するクリスマスソング名曲集はここから

K-POP名曲集1はここから

    舎人独言には
    ★エロスに変容するバラの寓意
    ★ノートルダム大聖堂の聖なる秘数
    ★オパキャマラドの風景
    ★映画「華麗なる賭け」チェスシーンのセクシーの秘密
    ★名盤「クリムゾン・キングの宮殿」の実在のモデル発見
    ★映画「男と女」サンバ・サラヴァの謎

    といった解読シリーズがあります。