愛のサンバは永遠に 和訳 アルシオーネ ポール・モーリア 解読 マルチーニョ・ダ・ヴィラ

世界の永遠の名曲に日本語訳をつけて応援しています。
魔法? 失われた古代の 不思議 が復活です! 笑顔がはじけていますネ。
2つ目のマグカップの動画です。(弊社PR)

えー、我らがマンゲイラが2016年リオのカルナヴァルの
カンペオン(チャンピオン)となりました。嬉しい!
テーマとなった マリア・ベターニァ のページで動画などを紹介しています。

誰がこの歌の背景となっているかという解読や
用語解説、サンバの雑学なども。
では、愛のサンバは永遠に の翻訳です。

サンバを死なせてはならない  
サンバを終焉(しゅうえん)させてはならない  
モーロはサンバによって   
サンバで成り立ってきたのだ  
みんなにサンバをさせるために  

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今まで見たこともない翡翠の プチ不思議 は23秒から。
本当? インチキ?
翻訳と同じく ありのままを誠実に です^^

 
あの通りでもう ステップを踏めないとき  
足がもう言うことを聞かないとき  
わたしの体を わたしのサンバのそばに置いてほしい  
バンバとしてのわたしの指輪は  
持つ価値のある人に受け渡される     
 
あの通りでもう ステップを踏めないとき
足がもう言うことを聞かないとき
わたしの体を わたしのサンバのそばに置いてほしい
バンバとしてのわたしの指輪は
持つ価値のある人に受け渡される 
 
わたしは留まる 見渡しながら 仲間たちの中に  
わたしのエスコーラが次のカルナヴァルで  
勝とうが敗けようが  
さよならを告げる前に  
新しいサンビスタを聴かせてほしい  
それがわたしの最後の望み  
さよならを告げる前に  
新しいサンビスタを聴かせてほしい  
それがわたしの最後の望み    

サンバを死なせてはならない  
サンバを終焉させてはならない  
モーロはサンバによって   
サンバで成り立ってきたのだ 
みんなにサンバをさせるために
サンバを死なせなてはならない
サンバを終焉させてはならない
モーロはサンバによって 
サンバで成り立ってきたのだ
みんなにサンバをさせるために

あの通りでもう ステップを踏めないとき
足がもう言うことを聞かないとき
わたしの体を わたしのサンバのそばに置いてほしい
バンバとしてのわたしの指輪は
持つ価値のある人に受け渡される 

あの通りでもう ステップを踏めないとき
足がもう言うことを聞かないとき
わたしの体を わたしのサンバのそばに置いてほしい
バンバとしてのわたしの指輪は
持つ価値のある人に受け渡される 

わたしは留まる 見渡しながら 仲間たちの中に
わたしのエスコーラが次のカルナヴァルで
勝とうと敗けようと
別れを告げる前に
新しいサンビスタを聴かせてほしい
それがわたしの最後の望み
別れを告げる前に
新しいサンビスタを聴かせてほしい
それがわたしの最後の望み

サンバを死なせてはならない
サンバを終焉させてはならない
モーロはサンバによって 
サンバで成り立ってきたのだ
みんなにサンバをさせるために
サンバを死なせてはならない
サンバを終焉させてはならない
モーロはサンバによって 
サンバで成り立ってきたのだ
みんなにサンバをさせるために

「気」を発振する不思議な翡翠マグ と I love youの日(8月31日) の
青雲舎(株)が日本語への置き換えに挑戦しています。
それは歌の世界を可能な限り正確に理解するための試みです。
無断転載はご容赦ください。リンクはフリーです。

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    舎人独言には
    ★エロスに変容するバラの寓意
    ★ノートルダム大聖堂の聖なる秘数
    ★オパキャマラドの風景
    ★映画「華麗なる賭け」チェスシーンのセクシーの秘密
    ★名盤「クリムゾン・キングの宮殿」の実在のモデル発見
    ★映画「男と女」サンバ・サラヴァの謎

    といった解読シリーズがあります。  

ブラジルの音楽には、サンバとボサノヴァと内陸うの音楽ばかりでなく
特に MPB と呼ばれる音楽や、普通のポップスなどがあることなどを
ここ舎人独言で紹介してきましたが・・・
ここのページは、サンバ一色です。

日本のプロ野球で言えば読売巨人軍でしょうか
最も古い歴史を持つエスコーラであるマンゲイラの仲間、
アルシオーネのデビュー曲です。親しみやすい名曲ですね。
ポール・モーリアがその声を絶賛し、
自身もこの曲をレコーディングしたため
世界で知られるようになりました。
日本でも、時代と楽曲がタイミングよく出会ったと言うべきか
日本のサンバの黎明(れいめい)を祝福する名曲だった
と感じられます。

しかし、驚きました。
ポール・モーリアからの影響なのか
日本のシャンソン歌手たちが取り上げて
歌っていただなんて。
1つ前でレオ・フェレの「時の流れに」をアップした時
日本の歌手の動画をチェックしていて
「愛のサンバは永遠に」の動画に気づきました。
今回の選曲は、そんなつながりからです。
アルシオーネは実は、別の曲をいずれ翻訳するつもりだったのですが。

Não deixe o samba morrer サンバを死なせてはいけない
という原題が、ちょっとロマンの香りを漂わす
「愛のサンバは永遠に」と翻訳されたおかげで
日本でも歌われるようになった、ということでしょうか。

ですが本来の歌詞をご覧のとおり、かなり硬派な内容で
恋愛の要素など皆無です。
そのままでは、日本の歌謡文化にも
ポール・モーリアの流麗な音楽にも
そぐわないところがあるわけです。
サンバの本場ならではの事情を背景にした歌詞ですから
なんでも恋愛を絡めるのはどうかと思いますが
かと言って、そのまま翻訳したのでは、
他国語で歌ってもらうわけにはいかないことでしょう。
甘いと感じるタイトルでも、大人の事情で
許容範囲内ということでしょう。

ちなみに、いつもの脱線ですが
日本のシャンソン歌手では
4、5人の方のCDを持っています。
敢て明言しちゃいますが
好きなのは杉田真理(現在は真理子)さん。
この方の声は変に湿っていないし、軽さを失っていないけれど
ちゃんと重みも、時に迫力ある歌心も感じさせてくれます。

ヴィクターから出ていた「時の流れに」「O Toi Mon Amour」の2枚は特に
バルバラやロベルト・カルロス、ミエッタらのオリジナルと
杉田さんの歌とを続けて聴いて
楽しむと同時に勉強させてもらったものでした。
この2枚、本当に推薦いたします。

サンバに戻りましょう。
歌っているアルシオーネの立場で翻訳するのが普通でしょうが
今回は、そうはしませんでした。
今回の解読のキーワードは bamba バンバ。
歌詞の内容が、 バンバ の遺言のようなものです。
「サンバを死なせてはならない」なんて重々しい訳文は
そのためです。
若い女の子の言葉なら、せいぜい
「サンバを死なせないで」くらいでいいのでしょうが。

バンバ とは、サンバの達人、指導者、領導といった意味です。
リオのカルナヴァルでは、それぞれのエスコーラのトップを飾って
Comissão de frente コミッサゥン・ヂ・フレンチ=先頭委員会 が
行進します。(先頭を行くから、先頭委員会です)
だれもがメンバーになれるわけではありません。
サンバとエスコーラに貢献した押しも押されもしない
大立者だけが選ばれるのです。
いやしくも バンバ と呼ばれるなら
その委員会のメンバークラス以上が相応しいかと思います。
白人歌手でありながらもマンゲイラ所属のベッチ・カルヴァーリョも
委員会入りは当然でした。

(エスコーラは、阿波踊りで言うなら「連」のような団体。
英単語で school  という意味から、サンバ学校と言われたりしますが
もちろん、正式な学校ではありません)

「愛のサンバは永遠に」を作詞、作曲した
エジソン・コンセイサゥンとアルイージオの意識としては
若くて、無名歌手のアルシオーネに歌わせるとしても
作品に登場するバンバのモデルとしては
同じマンゲイラの重鎮を思い描いていたのではないでしょうか?
となると、カルトーラ Cartola を筆頭に
ネルソン・カヴァキーニョ Nélson Cavaquinho
カシャーサ Carlos Cachaça といった面々の顔が
思い浮かぶのが当然かと推測されます。
(アルシオーネはつまり、バンバへ捧げる、人々の代読・・・
ならぬ代唱です。 さすがに代願のマリアさまが崇敬されるブラジルです)

特に カルトーラは、
カルナヴァルのためのサンバを最初に作曲したほか
マンゲイラの創設者のひとりです。当時、既に生きる伝説でした。
サンバを単なるお祭り騒ぎの音楽で終わらせない内容の 
バラは語らず 世界は風車
といった、しみじみとした名曲も書き残して
サンバの神様と言われる存在です。
奥さまは、これまたドニャという称号をつけて呼ばれる
ビッグネームのサンビスタ
ドニャ・イヴォーニ・ララ です・・・と思ったのですが
記憶違いでしょうか?
(人生は風車、という訳が普通です。
世界というより世間のことでしょうから、人生でもOKかな。
前に紹介した韓国の心優しい歌 美しい世界 と同じです)

カルトーラとイヴォーニ・ララです。

イヴォーニ・ララの作品で最も人口に膾炙(かいしゃ)しているのは、
やはり、これでしょう。
お友だち同志で仲良く歌う
マリア・ベターニァとガル・コスタの「わたしの夢 Sonho Meu 」。

上の先頭委員会の動画でも、
ノエル・ローザ、カンデイア、アルシオーネの親友で
手術中の麻酔のせいで帰らぬ人になってしまったクララ・ヌネスら
歴代の大立者の名前が、サンバのバンバとして挙がる中
カルトーラ の名前が盛んに出てきます。
カルトーラのそっくりさんも
サングラス姿で登場しています。

「愛のサンバは永遠に」が書かれたのは1975年です。
カルトーラが亡くなったのは1980年。
ネルソン・カヴァキーニョは1986年。
カシャーサは1999年。もっとも、この人は
99歳まで生きたのですが。
カルトーラの場合、「さよならを告げる前に」という
歌詞の状況に合致していて矛盾はありません。
この歌に登場する バンバ には、
断トツで敬愛を受けているカルトーラのイメージが
大いに投影されていても不思議はない
と、解読するのですが、いかがでしょうか。

そんな風に長年、思い、願ってもきた
カルトーラをモデルと比定する自説ですが
ネット社会となって検索が可能になってくると
可能性がますます濃厚になったのです。
cartola  と  Não deixe o samba morrer が
ひとつの記事に同時に発見できることがたびたびなのです。
はっきりモデルと書かれた記事は見つけていないのですが
やたらと目に付きました。
心象としてはもう、決まり、と言いたい気分です。

そして、たとえば下記のカルトーラの名前を冠したグループも
この Não deixe o samba morrer を歌っています。
それどころか、カルトーラ自身が歌っているという話もあります。
まだ確認できていないのですが。
やっぱり、カルトーラで決まりでしょう!?
つまり、アルシオーネは、カルトーラの代唱だった!?

カルトーラと愛弟子、ベッチ・カルヴァーリョによる
世界は風車だ です。ちょっと泣けちゃいます。

カルメン・ミランダの女優、歌手としてのアメリカでの成功で
ブラジルは彼女のアメリカナイズを批判しましたが
豊かなアメリカのブラジルに与えた影響は避けがたく
逆にブラジルの音楽シーンはアメリカナイズされてしまいます。

アゴスティーニョ・ドス・サントスの「メウ・ベンジーニョ」など
アメリカのオールディーズのメロディーを借りてヒットしています。
濡れた感傷がとても好きだった時期がありますが
とにかくストリングスが入っていなければ、音楽にあらず
という状況が長く続きました。

フラキー・レインとアゴスティーニョ・ドス・サントスです。

そんな中で、ストリングスを排し、商業的には大きなリスクですが
あるがままの本当のサンバの形でレコード録音したのが
マルチーニョ・ダ・ヴィラです。革新的な、新しいサンビスタの登場です。
ブラジルの音楽らしい、オーケストラを入れないサンバが、
サンバの音源製作のスタイルとなっていきました。

ところが、アルシオーネのころから、今度は、サンバでも
ストリングスのアレンジを加えてレコーディングする風潮が出始めました。
で、ある、いなせなサンバ歌手が
「俺はストリングスは使わないんだ。そんな伝統なんて
なかったし、それではサンバが死んでしまう」なんて
骨っぽく語っていたインタビューを読んだことがあります。

ところが、彼の次の新譜は、な、なんとストリングスアレンジが施され
商業的な成功を狙っていることは明らか。
まぁ、良いとこ取りの気に入りのアルバムとなったので了としますが
人間、自分の発言も、立場次第でどんどん変わるという・・・。

さて、「愛のサンバは永遠に」もストリングスが入っていますから
そういう意味では、よしあしはともかく、新しい傾向だったわけです。
メロディ楽器は、ギターの仲間のカヴァキーニョだけ
というのがサンバの本来の形ですし、伝統なのですが。

サンバのコーラスは基本的に、日本人と同じように斉唱です。
ところが、マルチーニョ・ダ・ヴィラは新たな革新として
混声合唱を導入したりもしています。
まさに、 天才サンビスタの面目躍如と思ったものです。
サンバだって、伝統を守りつつ、新しい要素をうまく融合させていかないとネ。
でないと、サンバという音楽は干からび、終焉を迎えてしまいます。

舎人独言でマルチーニョ・ダ・ヴィオラの作品を採り上げるのは2曲目です。
ネルソン・マンデラに捧げ、ベッチ・カルヴァーリョが歌った
「わが人よ」もお聴きいただければ、サンバ界の才能は
サンバだけにとどまらないことがおわかりいただけることでしょう。
彼には、「バンバの家」という早口の歌があって有名ですが
今回はイヴォーニ・ララに敬意を表して
「サンバ・ダ・カブシャ・バンバ SAMBA DA CABROCHA BAMBA 」を
どうぞ。これも素敵な有名曲です。意味は「ムラータ娘のバンバのサンバ」。
ムラータは、黒人と白人を両親に持つハーフの女性、
それも女の子のことのようです。

シモーニ Simone も、黒人と白人の融合をテーマとするアルバムで
このサンバを採り上げていました。
マルチーニョ・ダ・ヴィラの作品ばかりを集めています。
大好きな1枚であり、推薦をためらわない名盤です。

ムラータとはつまり
既に融合の結実なわけで、コンセプトからして当然です。
本来は MPB の人ですし、
オリジナルのマルチーニョ・ダ・ヴィラと比べると、洗練されていて
ずいぶんアプローチが違いますね。流麗にしてクール。
そして次第にはらんでいく熱気。矛盾もなく融合しています。
都会的なサンバとして、名パフォーマンスですね。

お洒落なカフェで、ボリュームを絞って流れてきたら、どんなだろう?
凄くセンスが良さそうな気がするんだけど。
(アルシオーネとシモーニ。同じ ne で終わるのに、
シモーネ とは、慣れないなぁ。
どうも、発音としては統一されていなくて矛盾が・・・^^)

いやぁ。エンレードのサンバも録音し、
日本公演でのラストは、そのエンレードで盛り上がったのですが
シモーニのサンバは、お聴きのように、なんか汗臭くないんだなぁ。
以前、シモーニで「アドーロ Adoro」を紹介していますが
彼女の声にいつも孤独の匂いを感じてしまうせいか、
変わらぬクールさが魅力と思うんです。長所であり短所なのでしょうが。

扇を広げて写っていた写真週刊誌の記事では
もちろん、おくびにも出ていませんでしたが
日本公演には「奥さん」を連れてきていました。
シモーニの魅力は、そんなところから来るものもあるのでしょうか?
カエターノ・ヴェローゾが名付け親となった、
妹のマリア・ベターニァもそうですが、ブラジルでは
そんなカップルがとても多いと聞きます。

削除された時のために。ようやく動画が2つになったよ。

用語の解説を少し。
モーロ(発音はモーホに近い)は、丘という意味。
裏山とも訳されたりしています。裏は、ちょっとと思いますが。
モーロに展開するトタン板などでつくられた家々によって
ファベーラ 貧民街が形成されています。
映画「黒いオルフェ」の冒頭でも見られるとおり
山というか、モーロ 丘に広がっていますが
まさにサンバが生まれ育つ場所です。

しかし、カーニバル ばかりじゃなくて
カルナヴァル carnaval という言葉も
もう少し広がってほしいなぁ。
ブラジルではカルナヴァルなのですから。

あの通り とは、リオのカルナヴァルで
トップの12のエスコーラだけが行進を許される
サンボドロモ会場の道路のこと。
エスコーラもいっぱいですが、より小さい団体としての
ブロコがあり、さらに小さい・・・と
マイナーリーグまで底辺が広がっています。
そのスペシャルなトップ12は翌年、
カルナヴァルで行進する曲のCDにエントリーされます。
12位は降格されて、入れ替えです。
行進する通りは、離れた2軍用の隣の道になりますし
総合成績争いの結果次第では大変なことになります。
したがって相当、お金が動く、との噂が絶えないようです。

サンビスタ とは、サンバを歌う人ではなく
サンバをつくる人のこと。
先輩のバンバとしては
新しい才能を持つサンビスタに期待して
その音楽を聴いて冥土の土産にしたい気持ちになるわけです。

で、2013年のカルナヴァルの、われらがマンゲイラです。
エスコーラのシンボルカラーの
ローザ(薔薇)と緑が美しいなぁ。
ちなみに、このサイトも、期せずして同じような色合いに・・・。
半透明の翡翠ならではの薄い緑と、淡い上品なバラ色、
というのが狙いなのに、うまくいってない(涙

で、結果は・・・・・・8位。去年よりも・・・さらに、惨敗です。
演出責任者の首が飛んだそうです。
彼らはプロですから、結果を出せなければ当然かも。
(でも、テレビ中継しているメディアの審査では
 最優秀の金旗賞を獲ったようです。
 個人的には、メロディがちょっとといつも思うんだけど
 そんな節回しも伝統のようで・・・)

優勝はヴィラ・イザベル。
シンボルカラーは薄いブルーと白。
マルチーニョ・ダ・ヴィラの所属エスコーラは、
当然ながらヴィラ・イザベルです。
2位は、あのベイジャ・フロルですから
よくぞ阻止してくれた、ありがとう、ってなもんです。

でも、ベイジャ・フロルの楽曲って好きなんだけどさ。
楽曲部門での優勝なら、許すんだけどなぁ。
マンゲイラのエンレードの曲、ちょっとイマイチってことが多くて
それも伝統の気がするとしても・・・。
MPB の大立者でボサノヴァからサンバまで幅広く作品を生み出し続ける
シコ・ブァルキも、マンゲイラ賛歌を書いています。
歌いだしのおかげで、最初のテーマに戻ることができます。
「サンバは死なない 死にもしないだろう」なんてネ^^

マンゲイラを称えて   by シコ・ブァルキ

ヴィラ・イザベルは地域の名前であり、エスコーラの名前でもあるわけですが
サンバ初期の偉大な作曲家、ノエル・ローザ(ホーザ)の出身地です。
そのノエル・ローザが書いた名曲「祈りの姿 Feitio de Oração」を
ジョアン・ノゲイラが歌っていて、とても厳粛な気持ちになったものです。
たたずまいとか姿が大切と教えてくれたのは
ビル・エヴァンスの My foolish heart と、ジョアン・ノゲイラのこの曲です。
惜しくも2000年、59歳で亡くなってしまったのですが。
聴けば、サンバって浮かれてばっかりじゃないって、よくよくわかりますよね?

えっとね、アルシオーネで翻訳するつもりだったのは
サンバ歌謡の ガロート・マロート。
これもいい曲だぁ。

サンバ歌謡ときたら、どうしても挙げたいのが・・・
いや、もうよしましょう。
それでなくても、長いし、話が広がりすぎました。

それでも、最後に。
「愛のサンバは永遠に」の音源として
確かアルシオーネの20周年だったかを記念した
レコードが出ていました。
その中で、愛のサンバは永遠に~スルド が
メドレーになって収録されていました。
スピード感があって気に入っていたのですが
youtubeでは見つかりません。
あのレコード、どこへ行ったものか。