バラ色の人生 和訳 ピアフ グレース・ジョーンズ ダリダ Taco

世界の永遠の名曲に日本語訳をつけて応援しています。
魔法? 失われた古代の 不思議 が復活です! 笑顔がはじけていますネ。
2つ目のマグカップの動画です。(弊社PR)

バラ色の人生の和訳とニュアンスが異なる数々の名盤の
動画を紹介しているページです。まず、日本語訳を。
最初の Taco の動画は、「語り」 を省略しています。

(語り)
わたしを伏し目にしてしまうその瞳  
口元で消えるほほえみ  
ほら これが、まぎれもないポートレート 
わたしがとりこになった男 


 
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ガリレオを支持できましたか? 翡翠マグは?
今まで見たこともない翡翠の プチ不思議 は23秒から。
皮膚トラブルで貢献できるケースだってあります(この行をクリック)
翻訳と同じく ありのままを誠実に です^^

 
あの人が腕にわたしを抱いて 
そっとささやく そのとき   
わたし 人生がバラ色に見える  

あの人が愛の言葉を言う 
毎日 言うわ 
それで わたしに何かが起きる  

あの人が 心の中に入ってくる 
それは幸せってこと 
それが わたしが知っている理由(わけ)  

わたしのために それはあの人 
あの人のために それはわたし 
一生を通してのこと
あの人はわたしに言ったわ 誓ったの 
生涯をかけてと 

それで あの人を目にした途端 
そうよ わたしの中に感じる 
ハートがときめくのを   

終わりない愛の夜に  
満たされる大きな幸せ 
悩みも悲しみも消えていく
幸せ 幸せなの 死ぬほどに  

あの人が腕にわたしを抱いて 
そっとささやく そのとき   
わたし 人生がバラ色に見える  

あの人が愛の言葉を言う  
毎日 言うわ 
それで わたしに何かが起きる   

あの人が 心の中に入ってくる  
それは幸せってこと 
それが わたしが知っている理由(わけ)  

わたしのために それはあの人
あの人のために それはわたし 
一生を通してのこと  
あの人はわたしに言ったわ 誓ったの  
生涯をかけてと  

それで あの人を目にした途端 
そうよ わたしの中に感じる 
ハートがときめくのを

「気」を発振する不思議な翡翠マグ と I love youの日(8月31日) の
青雲舎(株)が日本語への置き換えに挑戦しています。
それは歌の世界を可能な限り正確に理解するための行為です。
無断転載はご容赦ください。リンクはフリーです。 

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    舎人独言には
    ★エロスに変容するバラの寓意
    ★ノートルダム大聖堂の聖なる秘数
    ★オパキャマラドの風景
    ★映画「華麗なる賭け」チェスシーンのセクシーの秘密
    ★名盤「クリムゾン・キングの宮殿」の実在のモデル発見
    ★映画「男と女」サンバ・サラヴァの謎

    といった解読シリーズがあります。

突然ですが、 バラのワルツ をご存知でしょうか?
舎人も詳しくは知らないのですが
オイゲン・ドガという作曲家の素敵な作品です。
正式なタイトルは グラモフォン というタイトルです。
せっかく、バラ色の人生 ですから^^

Il est entré dans mon cœur
Une part de bonheur

この part は、パート 部分 ということです。
「幸せの部分」が直訳でしょう。でも
むしろ、上の行の、あの人が心の中に入ってきたという
その心の中のあの人=part と解釈しました。
心の中に、あの人がいるって、それは幸せってこと
というわけなのですが。ネット検索してみると
ちょっと、ほかの方の訳と異なるようです。

Voir la vie en rose
歌詞に出てくるこの表現は、人生をバラ色に見るということから
楽天的に、気楽に人生を考えるといった意味があります。
つまり、彼の姿を見かけたり、考えたりするだけで
気楽に、ストレスを忘れてしまうといったニュアンスも
あるようです。

Taco が1981年にリリースした、
このムーディなパフォーマンスは
いわゆる世紀末 La fin du siècle の
デカダンスな感覚を、この甘いシャンソンに
注入したかったのかもしれない、と思います。
陶酔とデカダンはやはり、つながっているようです。

世界的には「踊るリッツの夜」が大ヒットでした。
シングルレコードを持っていますが
「バラ色の人生」は、「踊る・・・」のカップリング曲でした。

ドイツ出身と思っていましたが、ウィキの情報によると
インドネシアで生まれたオランダ国籍の歌手のようです。
ノリの良さもあるのに
夢の中にひたすらひたっていくような
濃厚かつ官能的なこの「バラ色の人生」は、
この曲への素晴らしい貢献となりました。
お薦めに値するパフォーマンスです。

Tacoは本名です。
歌は、1番を繰り返しています。

アルバム Portfolio に収録されています。初の世界的ヒットでした。
フランスで、この バラ色の人生 は、ヒットチャートの5位まで上がりました。
グレース・ジョーンズは「歌う前にオリジナルを聴こうとはしなかった。
ピアフに影響されたくなかったから」と話しています。結果・・・
この力強さ。そしてシャープでクールなセンスの素晴らしいこと。

恋愛となったら、女性は優しくなったり、柔らかになったりと
それはそれで素敵です。
でも、昔と変わらないものがあっていいし
変わっていいこともあります。
デレデレのこの歌に、強さの魅力とツンデレ要素も盛り込んだ
Grace Jones グレース・ジョーンズ のこの「バラ色の人生」は
現代の女性のひとつの恋愛像を示すことに成功したと思えます。
だから、ウェディングソングのページでは
キャンドルサーヴィスでのBGMなんて素敵かと、
推薦しています。
ノリがいいし、音楽としての尺もかなりありますしネ。

シャウトするところでは英語で歌っています。
本音の本音は母国語で、ってところでしょうか。

Miss Dior のCM曲として取り上げられたのも
その現代感覚と昔ながらの恋愛観の
素敵なマッチングのおかげかと感じます。

モディリアニ、ユトリロ、ロートレック、ドガ、
ルノワール、マティスそしてピカソ・・・。
画家や詩人ら若く貧しい芸術家らが集まったパリのモンマルトル。
モンパルナスにその地位を譲るまで
ボヘミアンたちの夢と挫折の場でした。

今でもブドウ畑が残っているのではないでしょうか?
画家たちが移り住みはじめたころは農村だったといいます。
というか、そもそもかつてはパリじゃなかった。
だから税金も安いし、家賃が安かったんですね。
そのモンマルトルを舞台に、ストリートミュージシャンから出発して
メジャーデビューを果たした ザーズ です。

このパフォーマンスは、BS放送で紹介されましたね。

冒頭の Taco の「バラ色の人生」と同様
その陶酔感を押し出したパフォーマンスでしょうか。
ほんとに、ダリダも
このままでいられたらよかったのですが。

打ち込みとディスコビートで伝統的シャンソンファンから
反発を受けた Diane Dufresne ディアーヌ・デュフレーヌのパフォーマンス。
こういう俗な側面も、この歌の特徴と思うんだけどナ。

ただ、このパフォーマンス、最後に仕掛けがありました。
動画では、それがイヤでカットされているのでしょうが
実は最後はいきなり、ベートーヴェンの「運命」の
あの ジャジャジャジャーン で締めくくられているんです。
恋人のボクサーの飛行機事故とか、そんなことを
思わせたかったのでしょう。
それがエスプリと思えたのでしょうが。
結局、底の浅い俗な仕掛けに過ぎません。
この人、一時は大人気でした。

日本が誇るボサノヴァ・シンガーの小野リサは
シャンソン、カンツォーネ、スタンダード、カントリーほか
ボサノヴァのスピリットを生かしながら
幅広く活躍しています。
彼女が歌うとそれだけでさっぱりとして爽やかで
ヨーロッパ的デカダンスを少し離れます。
さらにボサノヴァ仕立てで、もっと埃が払われて
フレッシュなバラ色の人生になります。

ウェールズ出身のメゾソプラノさん。
Katherine Jenkins キャサリン・ジェンキンスは、題名のない音楽会で
知ったのですが、いいスタッフに恵まれているようですね。

往年の名女優、マレーネ・ディートリッヒのパフォーマンス。
さすがです。歌は語るように歌うべきなのですね。
貫目で聴かせるばかりではない、人格勝負のパフォーマンス。
20代、30代で歌えるはずもない境地。
ということは、恋とは灰になるまでのもの?

もっと音の数を絞ったキビシいライブパフォーマンスが
あったはずなのですが。映像では、その歌の終わりでご自慢の
おみ足を斜め横に突き出していたのです。

シャンソン界に多くの伝説があるでしょうが
最大の伝説とは、亡くなった後、多くの新人女性歌手が
その再来というキャッチフレーズで登場した ピアフでしょう。
その中で最も成功を収めることができたのは
ミレイユ・マチュー Mireille Mathieu でしょうか。
愛の讃歌のページで、その再来振りが確認できる
動画を紹介しています。

歌心は本物ですし、声は輝かしいし、力強いし、
発音は癖があるし、小柄だし・・・^^
誰かの再来ではなく、ミレイユ・マチューとして
好きですとも。

この Mireille Mathieu ミレイユ・マチューのパフォーマンスに
ピアフの力強く輝いたピアフの歌声を感じます。
嬉しいことです。

本家のエディット・ピアフ Edith Piaf が
トリでは申し訳ないわけですが・・・。
舎人独言では隠れた名盤ほかを紹介するのが目的ですので
どうしても Taco や Grace Jones が先になってしまいます。

映画や演劇の功罪です。
エディット・ピアフという名前はいまやブランドになっています。
でも栗原小巻が日本の各地でピアフの芝居を打っていたころは
まだまだ浸透していませんでした。
ピアフ? 誰? ってなもんです。
その意味で、やはり映画の大衆動員力とイメージの決定力は偉大です。

ですが、ご存知でしょうか?
ピアフは殺人を犯している可能性がかなり高いと思われます。
隣人に殺人者? そんなお隣さん、歓迎できますか?
推測だけでは、なんですが、次々に恋人が変わる(これは推測ではありませんね)
ピアフは、教会から葬儀を拒まれています。
離婚というものを認めないのがカトリックですし
トマス・アクィナスを挙げるまでもなく、禁欲的なのが本来の教義です。
国民的歌手という事情は承知の上で、教義上、受け入れがたいと
ローマ・カトリック教会は判断したのです。

もし身の回りの知人が、そうやって否定されるほどの女性だったら、
その人のことを好きって、今のように言えるでしょうか?
現実ではなくて、過去で今の自分とは直接のかかわりがないから
好きと言えるだけかもしれません。

とは言え、ピアフはピアフ。
小さな巨人です。
幼年期は路地裏をすばしっこく
それこそスズメのようになって走り回っていたことでしょう。
歌は手っ取り早い稼ぎの手段だったことでしょう。

シャンソンの女王の地位は、ジョセフィン・ベイカーから受け継いだ
というか、奪ったというのがシャンソン史上の経緯でしょう。
第二次世界大戦の影響をいち早く脱して、フランス本来の文化を
見直す時期と重なった幸運が背中を押したのかもしれません。
いずれにせよ1m50もない小さな体なのに
ステージではとても大きく見えたといいます。

なにより声でしょうか。しかも含みがありますから
声以上の何かを感じさせます。
圧倒的な輝きばかりでなく、何かが存在していると感じられるのです。
残されたレコードでは、その辺に隔靴掻痒の恨みが残ります。
今回の動画は相当、修正されて嬉しいのですが。

ミロールなどの歌唱もありますから、現実派のシャンソン歌手でした。
夢とかロマンティックとは、実は当時は、一線を画していたわけです。
もちろん、フレンチポップスとはどうしても持ち味が違います。

アズナヴールもムスタキもシャルル・デュモンも
そしてこの バラ色の人生 を生み出すきっかけとなった
と言われるイヴ・モンタンもピアフの愛人となり
薫陶を受けています。
ただの偶然ではすまない現象?です。

澱(おり)やら泥やら汚物やら、
それと最晩年のテオ・サラヴォの敬愛といたわりの結婚まで
それやこれやがあるからこそのピアフでしょう。
そんな歌手としてのピアフを評価しています。
タイムマシンに乗って全盛期のピアフを聴き
絶対的存在感を確認したいと思うのだけどなぁ。

そんな酸いも甘いも味わいつくしたピアフにして
この歌詞です。
もっと盛り込もうと思えば、いろいろあるだろうに
むしろ他愛ない内容です。
なぜなのでしょうか?

推測に過ぎません。
歌の大衆性をかぎつける勘のようなものが
ピアフにあったせいなのかな、と思っています。
19世紀なんか、シャンソンはどうやって大衆の中で
ヒットしたかというと、街で歌い、楽譜を売ったのです。
で、楽譜が売れたらヒットというわけで
文字通り、ザズが修行したような大衆の嗜好との
正面勝負です。
ということは、あまり難しい内容はダメということです。
その辺の勝負どころを、ピアフはよくよく承知しているから
このような歌詞が、恋愛を歌うシャンソンとして
ほどのいいところ、と思ったのでは?
という推測です。

せっかくですので、愛の讃歌のお薦めを。
パロマ・サン・バシーリオが歌います。
日本語訳は 愛の讃歌 舎人独言 のページで。