エル・チョクロ 和訳 解読 タンゴ

世界の永遠の名曲に日本語訳をつけて応援しています。
魔法? 失われた古代の不思議が復活です! 笑顔がはじけていますネ。
2つ目のマグカップの動画です。(弊社PR)

俺の人生とは・・・?  俺という男はいったい何だったのか・・・?
と、振り返って考えると
まぁ、一言で言っちまうなら、El Choclo エル・チョクロってところか・・・。
精一杯生き抜いた心意気に自虐が混じったエル・チョクロ野郎の
タンゴ人生一代記といった趣。チョクロとは、つまり男性の チ〇〇〇 という意味で
エル・チョクロとは結局、〇〇〇〇野郎ってこと^^
解読も試みていますが、まず翻訳を。

ふざけた、インチキなこのタンゴが 
場末の町を抜け出す野心の翼だった 
このタンゴでタンゴ野郎が誕生したのだ そして ひとつの叫びとなって
薄汚いぬかるみを抜け出した 空を求めて 


  
★舎人独言にどんな音楽がある?を探す
ミュージックリスト(目次.クリックできます)はこちら。

ガリレオを支持できましたか? 翡翠マグは?
今まで見たこともない翡翠の プチ不思議 は23秒から。
皮膚トラブルで貢献できるケースだってあります(この行をクリック)
翻訳と同じく ありのままを誠実に です^^

 
  翡翠マグは現在、日本国内では販売しておりません。
ウィスキーやブランデー、白酒、ワインもまろやかに美味となる翡翠マグの不思議の
一端を実際に体験していただくため、無料体験会を開いています。
11月4日(土)、11日(土)、12日(日)、23日(木)、
12月3日(日)、17日(日)、25日(月)、いずれも午後1時から4時半まで。
場所は愛知県安城市のアンフォーレ(安城市図書館、JR安城駅から徒歩4分)エントランスホールです。
 
  
おかしなことに愛の呪いが終止符となって 
道が切り開かれたのだ  
正義というより希望の道だったのだが 
怒りで、悲しみで、信仰で  
そして持ってはいない何かが入り混じり 
俺は泣いたのだ 飛び跳ねるリズムのような無邪気な気持ちで  

音楽という奇跡のおかげで 考えなしにも 
お嬢さまたち、奥さま方が 
お前へと飛んで火に入って来た 
不吉な音楽だったわけさ
水たまりに映る月 二人して腰で踊るカンジェンゲ
恋のありかたは余りにも激しい渇望だった
    *カンジュンゲはタンゴ初期の古いスタイルで、
      腰と両腕の揺らし方に特徴があるそうです.

思い起こすは、お前・・・   愛しきタンゴ
感じる 踊り場の床が震えるのを
聞こえる わたしの過去が叱りつけられるのを
今日、もういないのだ わたしの母は
感じる 母がやって来て爪先立ちしてキスするのを
バンドネオンの音で お前の歌が生まれるその時に
    *バンドネオンはタンゴで用いられるアコーディオン

カランカンフンファは海を渡った お前の旗と共に
そしてアブサン(お酒)の味わいには パリにアルシナ橋が入り混じっていた
    *カランカンフンファは旋回などが特徴の
      タンゴのスタイルのようです
悲しいことに お前は女たらし、娼婦の仲間
さらに お偉方と娘っこたちの取り持ち役だった
お前のせいで、お前の運命とともに
しゃれ男、警官、浮浪者、貧乏人が産声をあげた
スカート、パラフィン、ナイフでの切りあいは、ミサみたいなもの
そんなことが重なり合い、燃えさかっていた 
燃えさかっていたのだ 俺の心で

愛しきタンゴ・・・   タンゴ・アルヘンティーノ(アルゼンチン・タンゴ)
感じる 踊り場の床が揺れるのを
聞こえる わたしの過去が叱りつけられるのを
愛しきタンゴ・・・   タンゴ・アルヘンティーノ(アルゼンチン・タンゴ)
感じる 母がやって来て爪先立ちしてキスするのを
バンドネオンの音で お前の歌が生まれるその時に

隠れたメロディの宝庫・ラテンポップス名曲集はここをクリックしてください

「気」を発振する不思議な翡翠マグ と I love youの日(8月31日) の
青雲舎(株)が日本語への置き換えに挑戦しています。
それは歌の世界を可能な限り正確に理解するための試みです。
無断転載はご容赦ください。リンクはフリーです。

エル・チョクロ       by  フリオ・イグレシアス

美しいバラード名曲集はここをクリック

フレンチ・ポップス 名曲30選 のページはこの行をクリック

自殺者の歌 名曲たち はここをクリック

クラシック曲を歌ったポップス 名曲集

ミュージカル名曲集はこちらの行をクリック

美メロ・デュエット名曲集はこちらをクリック

シャンソン名曲集1はここから

40を超える動画で紹介するボサノヴァ名曲集はここから

45の動画で紹介するサンバ名曲集はここから

25の動画で紹介するウェディングソング隠れた名曲集はここから

おしゃれなデートソング名曲集はここから

オールディーズ名曲集1はこちらから

35の動画で紹介するクリスマスソング名曲集はここから

K-POP名曲集1はここから

    舎人独言には
    ★エロスに変容するバラの寓意
    ★ノートルダム大聖堂の聖なる秘数
    ★オパキャマラドの風景
    ★映画「華麗なる賭け」チェスシーンのセクシーの秘密
    ★名盤「クリムゾン・キングの宮殿」の実在のモデル発見
    ★映画「男と女」サンバ・サラヴァの謎

    といった解読シリーズがあります。

突然ですが、タンゴがオリジナルで
ボレロに仕立てられたビューティフルな歌です。
日本語訳は うっとりする歌 ベサメ・ムーチョ のページで。

タンゴの名曲「エル・チョクロ」を訳したのですが
隠語やスラングと思われる単語、含みのある表現が多くて・・・。
アルゼンチン、ウルグアイのタンゴ関係者は
タンゴのことを、例によって、ゴタンと言い習わしますが
まさに、自分たちがわかればいい、
自分たちだけの密閉された世界が気分がいいといった
内輪だけの世界かな。その点
831 → I love youの日 と同様、
わかる人がわかればいいわけで。

タイトルとなっているチョクロ自体、
トウモロコシの芯(穂軸) という意味だそうですが
どんな意味があって、そんなタイトルに?
エルとは、敢えて踏み込めば、例の、あの と訳すこともできる
定冠詞です。発信する側と聴く方になんらかの共通理解があってこそです。
で、そのほのめかしから、隠語だろうと浮かび上がるわけです。
ゴタン風やさぐれ感覚と形状からして、まず、男性の〇〇〇〇のことなのでしょう。
わざわざタイトルにしている意味は、ちゃんとあるわけです。
(単に、 トウモロコシ ではないようです)

品のないタイトルは避けたいところですが、歌を理解するためには
むしろ、いっそ エル・チョクロ野郎 と思っておいたほうが
この楽曲の、この歌詞の世界を実感しやすい気がします。
〇〇〇〇野郎だなんて、思い切った提案ですが
実際に、ヒントとなった友人だったか知人だったか
そのあだ名だったと言います。
つまり、やたらと女性に手が早かったとか,ポン引きとか
そんなあたりの事情が反映しているのでしょう。
(ポン引きのポンは、韓国語の ポム が語源と言われます。
ポムは容易にポンに変化しますが、韓国語では 春 のこと。
春をひさぐ とか言いますが、まさしく、春をひさぐ女性のために
客の袖を引いていたわけです)

ともかく、歌いだしからして、やさぐれた、まったくヒドい歌詞です。
タンゴは創生期、娼館などで好まれた音楽で
上品な人が聴いたり踊ったりする音楽ではなかった・・・
という話を裏付けるようなものです。
(名曲「淡き光に」は、高級娼館を歌っていますね。多分、会員制の)
フリオの声に酔わされ、ウットリと・・・
なんて生易しい歌じゃなかったのね!
(彼の歌い方は、巻き舌とか、いつもより口を動かして
意地と張りの生き方をできるだけ表現している気がします)

そんなわけで、調べまくってもわからない単語があり
類推を働かせて補ったところがあります。
だって、そんな世界、知らないんだもん。
ま、それなりに根拠はありますが。

それに、パラフィンって、なんで? 言葉はわかりますが。
当時、パラフィン(灯油)で明かりを取って踊っていたそうですから
その匂いに、タンゴならではといった情緒を覚えるようになったのかな?
歌詞に登場してくる「ぬかるみ」「灯油」「ナイフ」って、
いかにもタンゴらしい言葉のようなのです。
ぬかるみ=場末としても、ナイフというのが、
それがラテンの血なのか。なんとも血の気が多すぎるような。

名演と言われるファン・ダリエンソ楽団 Juan D’arienzo  のパフォーマンスです。

自分のことを、 お前 と呼んだり
タンゴのことを お前 と呼んだり
原詞は、視線をあえて統一していない気がします。

「con este tango nació el tango このタンゴとともにタンゴが生まれた」
という原詞の部分では、ほかの方の日本語訳とは異なり、敢て踏み込み
el tango を タンゴ野郎 と解読してみましたが。
このタンゴのヒットで、いっぱしのタンゴ演奏家になれた、ほどの意味です
タンゴがタンゴを生んだ では、なんのことやら・・・で。
それとも、やっぱり、アルゼンチン・タンゴの第一号の歌?
最初期の歌ではあるでしょうけれど、記録では違う楽曲ですね。
まぁ、そこはダブル・ミーニングなのかもしれない。

ritmo juguetón は直訳すれば「遊び心のあるリズム」 です。
これも、そのままでは、よくわからない表現です。
で、タンゴという音楽の特徴から思い当たるわけですが
(バンドネオンの)飛び跳ね回るリズム 
といった意味ではないかと解読してみました。
訳語は「飛び跳ねるリズム」という表現としましたが
やりすぎでしょうか?

Por tu milagro de notas agoreras の直訳は
不吉な音符というお前の奇跡のおかげで です。
音符(複数)は、音楽の象徴、と解釈しました。
不吉な は、つまり、まぁ、
ホントだったら鼻にもかけてくれない
上流階級のお嬢さま、奥様方が
まるで飛んで火にいる夏の虫状態で
俺という毒牙?に次々にかかってくれる!
これを音楽の魔術、音楽の奇跡と言わずして、なんと言おう!!!
しかし、俺と出くわした原因のタンゴとは
彼女らにとって、誠に不吉な音楽ではあったな・・・と、今にして思う
エル・チョクロ野郎の万感の述懐ではないでしょうか?
今でも、ミュージシャン、もてるものなぁ。

懐旧の情にあふれた名曲「エル・チョクロ」の世界を
できる限りスッキリと理解したいために
相当に踏み込んだ解読をしていますが、無理があるところなど
ご指摘いただければ幸いです。

というわけで、スペイン語を母国語としている人たちって
この歌の歌詞の意味、ほんとうに全部、理解しているのかしらん?
というのが日本語訳した後の感想です。

詳しい記事をご紹介します。二木紘三氏のサイトです。
下記の1行をクリックしてください。
エル・チョクロについての詳細

原詞で ペルノ とあるのは、アブサンを醸造している
フランスのペルノー社のことです。
1910年代、フランスに呼ばれ
大成功を収めたタンゴ興行でした。
肩で風を切る勢いでパリの夜を満喫し、
得意満面であおりまくったアブサンは
世界制覇を果たした意味のパリと、
戻るべき、忘れがたい故郷の味がした、というわけです。
で、パリでは、どんな私生児を、何人ほどもうけたことやら!?

このエル・チョクロ野郎さん、歌手でしょうか?
あるいは何の楽器のプレーヤーでしょうか?
そんな推理って、ちょっとほかにないようなのですが・・・
敢て踏み込むと、多分、バンドネオン奏者と推理しています。

根拠はもちろん、歌詞の最後の1行です。
それに、遊び心のあるリズム=飛び跳ねるリズムも、ありましたしネ。
大胆すぎる指摘かもしれませんし
そこまで言っていいか?とも思いますが。
(でも、この歌が持つと思われる世界にピタリと来ると思うのです)

それに、バンドネオン奏者がよくあるように、
オルケスタ=楽団のバンドリーダーではないでしょうか?
お前の旗と共に、とあるのが根拠です。

舎人のエル・チョクロ解読・・・。
ともかく、歌の世界の明確なイメージを探ろうと
想像をたくましくしてみました。
2013年10月9日現在、
ほかの方がしていらっしゃらない「読み」ですし、
間違った情報提供の危惧もあるのですが
その場合は、すみません。割り引きながらお読みください。
舎人の解読、さぁ、あってるかな?

アルシナ橋は、ブエノス・アイレス市内に架かる橋のこと。

それでも結局、叱ってくれるお母さんがいてくれたら・・・
なんて感慨は、なんだか、わかるなぁ^^
お母さんは、神聖です。

やさぐれた人生で
日常的に伝法に啖呵を切るような環境。
話し方は、まくしたてたり、怒鳴ったり
下品ではあるけれど、その分、本気と活気に満ちているのが
この歌が表現する場末の世界のような気がします。
次の映像のような、客を取り合う娼婦のアバズレな歌い方とか、
時に荒っぽいリズム・・・。
「このタンゴで・・・」から歌い出していますね。

名花とたたえられるほど上品美人さんのリベルタ・ラマルケが
あんな意味のエル・チョクロを歌って大ヒット!
名前どおり、とても「自由」に振舞って・・・。
わかってて、やっちまうんだから、まったく・・・そんなの好きです^^
その点、知ってか知らずでなのか
美人でかわいいピアニストの 仲道郁代さん が
この曲をレパートリーにしているのが、なんだか、可笑(おか)しい^^

こんな呆れかえっちまう内容がいかにもそぐわないのだけれど
わざわざ、この映画の、このシーンのために、既成の歌詞とは違う
この歌詞がつくられたそうです。
却って倒錯した情感が感じられて、ウケたのかな?
ま、意味を気にせずに聴くなら、関係ないけど。